基礎練習は演奏表現の文字通り『基礎』、土台を作るトレーニングです。建築物も基礎がいい加減だと不具合が起きてトラブルを招きますよね。人知れずコツコツと積み上げられた見えない努力は、いつか聴く人に共感を得られる演奏に繋がるはずです。何より、演奏することの楽しみが広がりますよ☆

基礎練習パターンのいくつかをご紹介します。

​今回のパターンは『Pattern A』から『Pattern E』までの5パターンです。

練習方法ですが、

〇 テンポは無理のないスローテンポから始める

あえて難しい曲やテクニカルな楽曲を、なんとか演奏することよりも、シンプルな(楽譜上簡単な)楽曲を感情こめて表現することの方が実際は難易度が高く、聴く人にも分かりやすく、共感を得られるものです。

まずは、無理なく自分が余裕をもってのぞめるテンポで始めてください。

重要なのは、自分の栄養になるトレーニングです。正確を期すことです☆

推奨する練習パターンは、

①練習の始まりは『Pattern A』から

②次に『Pattern B

③ここまでは毎日。疲れたら、ここで終了

④もう少し頑張れそうなら、もうひとパターンにトライ

〇 必ずメトロノームとチューニングメーターを用意する

あいまいな練習をどれだけ積み重ねても意味はありません。

音楽には時間軸とピッチ(音程)感覚は欠かせない要素です。

最近は便利になってスマートフォンの無料アプリにも、チューニングメーターやメトロノームが多数揃っていますから、専用の機材をお持ちでない方はご利用になるのも良いと思います。

楽譜に沿って自分の出している音のピッチを必ず確認しながら行ってください。

また、セットしたテンポに対して正確なリズムで演奏できているか、耳で確認しながら練習することがとても大切です。

〇 アベコベになっていないか

意図して行う場合は別として、息を入れるタイミング(タンギング)と指を動かすタイミングをきっちり合わせましょう。

最初は自身で確認するのは難しいかもしれません。

そこで、初歩段階として

①鳴らす音に指をセットする

②息を入れる

③チューニングメーターでピッチを確認して、合っていなければ補正する

④音を切るときは、タンギングと同じく舌を上前歯の付け根にあてて、音を切る

意図したわけではないのに、息が先になったりして、順序がアベコベになると音の歯切れが悪くなります。

〇 音は揺れないように

この基礎パターンでは、ノンビブラートが原則です。

​姿勢を正し、腹式呼吸を意識して、腹筋や背筋の使い方を工夫しながら息を一定に保つよう心がけてください。

〇 反復練習が効果的です

1度に長時間練習するよりも、例えば30分でも15分でも良いので、出来るだけ毎日楽器と過ごす時間を持つことは、上達する上でとても重要です。

その上で、時間に合わせて前の日に練習したパターンを反復することは大変効果的です。

次々に…と先を急ぐ必要はありません。

ご自分が納得いくまで反復練習…

​それもとても良いトレーニングになります☆

〇 慣れてきたら、テンポを少しづつ早くしてみる

ロングトーンのパターンは別として、テンポが速くなると、慣れていた易しいはずのフレーズも別の顔を見せることがあります。

それに対応していくことも、一段階ステップアップした大切なトレーニングです。

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